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2009年5月21日

自律神経について

前回、「内臓機能を良くする事が元気の源」で、
内臓は自律神経という無意識に働いてくれる神経によって活動している。

とお話させていただいたのですが、今回はその自律神経について
もう少し詳しくお話させて頂きます。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類で構成されています。

何かに集中しているとき、運動しているとき、
仕事をしているとき、ストレスを感じているときなど
私たちが活動しているときには、交感神経の働きが高まります。

私たちが活動するためには、全身の筋に酸素を多く含んだ血液を
多量に送り込む必要があります。

そのため、血圧や脈拍が増加し、主に心肺機能が促進します。
そして、消化機能は抑制されます。

一方、睡眠時、リラックスしているとき、
食べ物を消化しているとき等には副交感神経の働きが促進します。

体内にエネルギーや栄養を蓄えようとするため、
消化機能が促進され、心肺機能は抑制されます。

更におおまかに言うと、交感神経はエネルギーを消費し、
副交感神経はエネルギーを補充します。

この両者の働きがバランスよく作用することで、
私たちの生命活動は維持されています。

ところが、現代社会においては、仕事で長時間集中し続けたり、
睡眠時間が短かったり、ストレスを頻繁に感じていたり…
と交感神経ばかりが働き続けなければいけないような状況になりがちです。

このような偏りが続くことで自律神経の機能が乱れ、
身体に様々な症状が現れてしまうのです。

指圧を受けることで、働きすぎていた交感神経が抑制され、
副交感神経の機能が促進されるので、リラックスした状態が作り出されます。

指圧を受けている最中に、急にお腹がなり始めたり、
突然いびきをかいて寝てしまったり、
急にお手洗いに行きたくなったりする方がいるのですが、
このような現象は、まさしく、副交感神経の機能が高まった
という効果の現われだと思います。

自律神経のバランスを保つことが、
病気になるのを防ぐポイントになってくると思います。

それでも、私たちがライフスタイルや趣味趣向を変える事は難しく、
自律神経のバランスを自分自身でコントロールすることは困難です。

皆さんが健やかに物事に取り組めるよう、
私達指圧師はそのお手伝いを出来たらいいなぁと思っています。

【高橋】

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コメント

高橋先生、今の私の自律神経の働きを10とした場合
交感神経は9で
副交感神経は1
という感じです。
最近、クラスにおける自分の存在価値、対人関係の強い恐怖感 etcに悩まされ、でも弱い自分の心をさらけ出したら負けてしまいそうなので、家や学校では、極力顔に出さず明るく元気に努めてます。
ただ寝てる時も悪夢に襲われリラックスできず、3時間寝られれば御の字といったところでしょうか。
また頭痛や、めまいが毎日のように続いてるので辛いです。
唯一の救いは、不眠症や鬱になったりせず、周りの人を傷つけてないことです。
コメントを書きながら改めて思い起こすと最近いつリラックスしたかなぁって思い出すのが困難でした。
暗い話になってしまいごめんなさい。

投稿: 鈴木宏昌 | 2009年5月21日 16時39分

鈴木さんコメントありがとうございます。

心が辛い状態なのに、それに反して無理矢理
元気に明るくしようとすれば、それだけ身体への負担
は倍増してしまいますし、さらに自分を苦しめる事に
なってしまうと思います。

自分の心をさらけ出す事は恥ずかしいし、
抵抗があるかもしれませんが、自分の心身を
守るためにも辛いときには、その心の状態を
素直に表情だったり、態度だったり、言葉などで
表現に出した方が良いと思います。

そうして、自分の心の状態を周りに気づいて
もらえるだけでも、心の負担は軽くなり、
心と身体は繋がっているので、身体の方の
頭痛やめまいなどの症状も落ち着いてくるんでは
ないかと思います。

リラックスする時間をなるべく増やして、
もっと身体を大切にしてあげてください。

投稿: 高橋 | 2009年5月26日 17時42分

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