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2010年12月10日

二つの力み

今回は、スポーツにおける”力を抜く大切さ”ということに注目していきたいと思います。

スポーツをする上で、最低限の”力”必要ですが、”力み”はマイナス要因として働くことが多いと思います。
最低限の”力”必要だが”力み”は駄目なのでしょうか?
では、二つの”力み”例を挙げながら、傾向と対策を考えていきましょう。

一つ目、”精神的な力み”による変化

”力み”を他の言葉で表現すると、”肩に力が入っている”というものがあると思います!

プレッシャーがかかってくると、意識しなくても自然に肩に力が入ってきてしまいます。
”練習では強いが本番の試合には弱い”や”本番になると普段どおり出来なくてミスしてしまう”等いった経験は無いでしょうか?
こんなときに身体的変化のわかりやすい特徴として、”肩に力が入った状態”がみられます。
どうしても人は緊張すると、攻めるというよりも、守りに入ってしまいます。
「ミスできない」「勝たないと」などで頭がいっぱいになってしまうと、コートの外でも、肩に力が入り
背中が丸くなってしまっていることがあります。


肩がすくんでいると、肩甲骨が固定され肩の動きが悪くなります。
肩甲骨はもともとあまり固定されていないので色々な動きをすることが出来ます。
普段の練習では、変な緊張なくできるので、肩甲骨は自由に動かすことが出来ます。

しかし、いざ試合になると肩に力が入り肩甲骨の一部が固定されている状態なので、
普段どおりに滑らかに動かしている様で実際はぎこちない動きになり
普段の感覚とは違うものになってしまいます。

二つ目、”身体的な力み”による変化

”身体的な力み”とは特に初心者や腕っ節に自信のある人に多く見られます。
特徴としては、腕の力だけに頼りすぎて、力が抜けないで動きが硬いことが見受けられます。

スイング動作を見てみると、腕を鞭の様に複雑に使うのではなく、どちらかというと棒の様な単調な使い方をします。
腕だけでスイング動作をする場合、下半身からの力を上手く使えないことが多いです。
下半身の力+腕のスイングと、腕だけのスイングでは、比較すると振りの速さや出力はかなり違ってきます。
力んで腕の力に頼りすぎてやり続けると、やがて「肩が痛い」「肘が痛い」といった症状が出てきます。
下半身の力を使いながら腕を振る場合には、腕にかかる負担を身体の複数の関節や筋肉に分散することが出来ます。
しかし、腕だけの力に頼ってしまうと、手腕の関節や筋肉にピンポイントに負担がかかってしまいます。

ではこの二つの例を挙げましたが、それぞれの対処法を簡単に紹介したいと思います。



1つ目の、精神的な力みで挙げた、” 肩の力み”この力みは周りからは分かりやすいのですが
本人はあまり力を入れている自覚症状はありません。
ですから、「肩の力を抜け」といっても意識してもそう簡単には抜けないため、逆に焦ってしまう事があります。


そんな時は、あえて思いっ切り肩に力を入れ2~3秒止め、一気に脱力します。
あえて力入れ、脱力することで過度の緊張を抑え、適度の弛緩をもたらす事が出来ます。
普段から肩に力が入っている人は、日常的にやると良いかもしれません。




2つ目、力が常に入っていて腕力に自信のある”力み”の場合。
この場合には、特に体幹トレーニングを積極的に取り入れると良いでしょう!
小手先だけでなく、体幹下半身を使い一連の動きとしてフォームの修正をすると良いと思います。

小手先だけではなく、もっと下の股関節の使い方に意識を向けましょう。
足の力,体幹の力は小手先よりもはるかに大きな力を出すことだできます。
体幹、足を意識しながらフォーム修正するときは大きくゆっくりと動かしながら
繰り返し行うことで、無意識でもできるようになると思います!

【川鍋】

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コメント

お待たせ致しましたオリバーです!
いつも大変お世話になっております!!


私は緊張して体が力んでしまうと吐き気がしてきます、これもやはり力みによるものなのでしょうか?また、私は朝食にプロテインを飲んでいますがプロテインをシェイカーに入れてそれを見ると「オエッ」と吐き気がしてきます、これは体がプロテインを拒絶しているということなのでしょうか?心配です。

また、身体的な力みの対処方として股関節(骨盤)を使うようにと記載されていると思いますが、骨盤も肩甲骨のように動きが意識できるものなのでしょうか?ご指導お願い致します。

投稿: セルジオ・オリバー | 2010年12月15日 12時53分

お待ちしておりましたオリバーさん(笑)

コメントだけで判断するとオリバーさんの場合は、"力み"ではないような気がします。
どちらかというと、疲労やストレスからによるものではないでしょうか?

今回は、力みを理解する上で肩に力が入るという例を挙げました。
股関節を意識することで肩の力が抜けるかもしれません!

またあのオリバーポーズ見せてくださいね(^皿^)

投稿: 川鍋 | 2010年12月15日 19時28分

僕は「精神的力み」と「身体的力み」の両方のくせがあります。

子供のころからsweat01水泳をやっていますが。
パワーや体力に頼った泳ぎをしてしまいがちで

無駄な力が入り
フォーム(動き)もタイム的にも
ロスの多い泳ぎをしてしまいがちです。

それでも元々のパワーや体力、爆発力があるので
それなりに速く泳げてしまいますが

色々なコーチの指導・アドバイスを積極的に取り入れて
今、改善中です。

1月10日に目黒区の競技会にエントリーしています。

精神的・肉体的力みを改善して
もっと上手く、もっと早く泳げるようになりたいです。

このことはpaper指圧にもまったく同じように
当てはまりますよね。

それでは。

投稿: キム | 2010年12月29日 17時30分

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