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2011年3月30日

東北地方太平洋沖地震において感じたこと

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様には、
心からお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

今回の大地震は被災地だけではなく、日本全体に影響を与え、
人々の心に大きな不安を生み出しました。



治療院にいらっしゃる患者さんの中でも、


・余震が続いている影響で地震酔いになってしまった。

・地震が起こるかもしれない…という不安から睡眠が浅くなってしまった。

・以前、大震災を経験しているので、今回の地震でそのときの恐怖がよみがえり、
身体が緊張してしまっている。


このように、地震によって引き起こされた症状を抱えた方が多くなってきています。


自律神経を構成している2種類の神経のうち、
副交感神経(身体をリラックスさせる神経)が抑制され、
交感神経(身体を活動的にさせる、筋を緊張させる神経)
が亢進し続けている状態なのです。

ですので、緊張がとれにくく、リラックス出来ず、睡眠も浅くなってしまいます。




症状を改善させるには、【副交感神経】の機能を高めることが大切です。



副交感神経性線維である迷走神経という神経が、
脳から出て、頸部から腹部まで分布しています。



ですので、頸部や腹部の硬結(凝り)を優しい指圧
(強くて痛い指圧は逆効果になります。)で緩和させる
ことで、迷走神経の通りが良くなり、副交感神経の
機能を高めることが出来るのです。


自己指圧でも充分効果がありますので、ぜひ行って頂きたいと思います。



腹部は優しくさするだけでも効果がありますので、
お子様で症状が出ている場合、お母様がお子様に
行ってあげて下さい。




もう一つ、副交感神経の機能を高める方法があります。



それは、【腹式呼吸】です。※胸式呼吸は逆効果になりますので、気を付けて下さい。



へその下を意識して、鼻からゆっくり息を吸いながら、
お腹を膨らまし、ゆっくり息を吐き出します。


腹式呼吸が出来ない場合、寝た状態で、両手を下腹部に当て、
お腹が膨らむ感じを意識しながら、呼吸をすると簡単に出来ます。



息を吐き出す際にはさらに副交感神経の機能が高まりますので、
息を吐くのを長めにすると、より効果が高まります。

こうして、身体のケアを行うと同時に、
【心のケア】も一緒に考えていかなければなりません。


地震に対する不安な気持ちが、身体に症状を引き起こす最大の原因です。

この不安な気持ちを減らし、安心な気持ちを増やしていくことが大切だと感じました。

日本にいる限り、地震を無くすということは出来ません。

ですので、地震が起きても安心出来るように準備をしておく必要があります。


例えば、
寝ているときに地震がきたらどうしよう…【不安】

→安心して眠れるように、ベッドの周りに
大きな棚や物を置かないようにする。【安心】


津波がきたらどうしよう…【不安】

→家の周囲などで、高くて頑丈そうな建物や
高い丘などの場所を把握しておく。【安心】


地震がおきて、家族の安否、居場所がわからなくなったらどうしよう…【不安】

→地震がおきたときの集合場所を家族で決めておく。
→災害伝言板や災害伝言ダイヤル(171)の利用方法を確認しておく。【安心】


こうして、自分はどういうことが不安なのかを具体的にして、
対策を考え、一つずつ不安を安心に変えていくことで、
不安な気持ちを減らしていくことが出来るのではないかと思います。




人間は「わからない」と不安になります。わからない=不安
例えば、地震後、状況が全くわからず、食糧が手に入らなくなるのでは?
という不安から、スーパーやお店に人が殺到して、食糧が売り切れの状態になってしまう。

初めての計画停電で、電車も動くのか動かないのかよくわからず、
無事に家に帰れるのか?という不安から電車や駅が大混雑になってしまう。


原発の放射能についてよくわからず、原発に近い県の野菜や
食べ物は危険なのでは?という不安から、安全な地域なのに
全く売れなくなってしまう。




私達一人、一人がニュースを見たり、情報をしっかり取り入れ、
理解するということで、大混乱を防いでいくことが出来、今とても
大切なことだと感じました。そして、今自分に出来ることをしっかり
行っていこうと思います。

【高橋】






























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