6周年を迎えて

8月14日にMTA指圧治療院は6周年を迎えるに至りました。
これも日頃より当院の理念にご賛同いただき、治療及び健康管理をお任せ頂いている皆様のお陰であると厚く御礼申し上げます。

さて、今年の夏も猛暑が続き、体調を崩されている方も多いのではないかと思っております。
年々日本の気候も変化し、季節が読めない傾向になってきている感が否めません。
日本の四季もいずれは無くなっていくのではないかという懸念すら抱かざるを得ません。

そのような中で、私たちの身体もまた変化に適応していかなければなりません。
最近の傾向としては、気候の不安定さに自律神経の調整機能が追い付かず、様々な症状が出ていらっしゃる方が多いように感じます。

このようなケースにおいては、症状に対する局所的な治療ではなく、自律神経機能を調和させるような全身指圧が効果を発揮すると感じております。
当院においては、このようなことを念頭に置き施術をさせて頂いております。
猛暑が続きそうですので、是非体のケアも欠かさず、毎日を乗り切って頂きたいと思います。

施術をお受けになった方なら上記内容も何となくお分かり頂けるかと思いますが、「指圧ってホントに効果あるの？」と思われている方も多いかと思います。
確かに日本の手技療法を取り巻く環境は、様々なものが混在し、混乱しているのが現状です。手技療法における事故の半数は無資格施術によるものであることも報告されております。

私たち有資格者が、手技療法を皆様に安心して受けて頂けるような環境を整えていくこともまた使命であると感じております。

一昨年、「指圧をEBM（根拠に基づく医療）に」をスローガンに発足した日本指圧学会が 発刊した日本指圧学会誌が医学中央雑誌に掲載されるに至りました。このことは、医療の現場においても、指圧療法が様々な医療現場で起こる事柄に対処できる可能性を示唆するものではないかと思っております。

当院スタッフも症例報告などを通じ、指圧をEBMへ押し上げるべく精進していきたいと思っております。また、様々な可能性を持った指圧をご提供させていただくことで、皆様の「より良い生活のお手伝い」が出来ますようスタッフ一同頑張っていきたいと思っております。

今後ともMTA指圧治療院をよろしくお願い致します。

【金子】